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「言語と情報研究」プロジェクト第49回公開セミナーを開催します



広島大学大学院総合科学研究科 21世紀プロジェクト

「言語と情報研究」プロジェクト




下記日程で「言語と情報研究」プロジェクト第49回公開セミナーを開催します。

(他)学部生、(他)大学院生、教員、どなたでも参加自由です (申し込み不要)。

多くの方のご参加をお待ちしております。

開催日時:2014年11月14日(金)16:15~18:15

開催場所:広島大学大学院総合科学研究科J307



演者:西光 義弘先生(神戸大学名誉教授)

演題:「対人関係言語学の提案―行き詰った言語学から抜け出すためにー」



概要:前半部分では構造言語学から現在までの言語学の方法論の限界の見極めと様々なアプローチの補完的な位置づけをピアジェのモデルを用いて行う。従来の言語データを超えたデータの取り方が必要なことを日本語におけるひとりごとの現象を用いて示す。トマセロの協力関係から言語コミュニケーションが可能になった理論はあまりにも強力であり、言語によっては変異が生じることを示す。後半部分では語用論についてグライスの枠組みは普遍的なものではなく、文化によっては平気でうそをつく文化の存在を示し、グライスの枠組みはスペインを除く西欧文化における対人関係の原則から派生できることを示す。最後に異文化間コミュニケーションの基盤となる理論の構築の方向を提案する。

チラシPDFファイル(469KB)



お問合せ先

広島大学大学院総合科学研究科 安仁屋宗正

E-mail:aniya「a」hiroshima-u.ac.jp  ※「a」は@に変換ください。


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