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第20回 韓日スピーチコンテストにて大賞、金賞、銀賞を受賞!

2025年11月8日、広島韓国会館にて開催された「第20回日韓(韓日)スピーチコンテスト」において、外国語教育研究センターが開設しているトライリンガル養成特定プログラム(韓国語コース)履修生3名が出場し、目覚ましい活躍を見せてくれました。

本大会は、韓国語を学ぶ日本人学習者と、広島で学ぶ韓国人留学生が、それぞれの学習成果を発表し合いながら交流を交わす貴重な機会であり、本年度の韓国語部門には16名が出場しました。その中で、本学の学生が以下の通り輝かしい成績を収めました。
 

大賞:経済学部3年 大橋典杏 (中央)
金賞:法学部2年 高島沙良(向かって左)
銀賞:総合科学部3年 佐田よつ葉(同右)
 

3名の発表は、韓国語学習への熱意と深い理解、そしてそれぞれの視点に基づく高い表現力が評価され、会場に集まった観客からも大きな称賛を受けました。各学生のスピーチ内容については、以下に要旨を掲載します。
 

経済学部3年 大橋典杏 / 한국어를 통한 좋은 만남(韓国語を通した素敵な出会い)

大橋典杏さん

大橋さんは、韓国語学習を通じて韓国人留学生と出会った経験を発表しました。緊張を乗り越えて交流を深める中で、「行動することの大切さ」や「人と人をつなぐ喜び」を学んだとしました。また、自身の経験を他の学生と共有したいと考え、授業に留学生を招く企画を実施。出会いによって笑顔や新たな発見が生まれることを実感し、今後もつながりを広げたいと語りました。
 

法学部2年 高島沙良 / 언어를 배우는 의미(言語を学ぶ意味)

高島沙良さん

高島さんは、「言語を学ぶ意味」について、AI翻訳が進歩した現代でも自ら学ぶ意義を強調しました。アルバイト先で外国人客と英語で直接会話しようと努力する中で、翻訳機では得られない心のつながりを実感。また、韓国ドラマを視聴中に字幕と実際の韓国語のニュアンスの違いに気づき、文化的な背景への理解が深まったことを紹介しました。こうした体験から、言語学習は単なる知識習得でなく、他者と心を通わせる大切な手段であると述べました。
 

総合科学部3年 佐田よつ葉 / 한국어 덕분에 더 가까워진 한국(韓国語のおかげでより近づいた韓国)

佐田よつ葉さん

佐田さんは、大学入学後に始めた韓国語学習について発表しました。ハングルや発音に苦労しながらも継続する中で理解が深まり、字幕なしで韓国ドラマを楽しめるようになったと語りました。また、アルバイト先で韓国人客と会話した経験から、言葉が人との距離を縮めると実感。韓国の食文化にも関心を持ち、マナーや挨拶の違いを通じて価値観に触れ、今後も学習を続けたいと述べました。
 

本コンテストは、広島韓国教育院、在日本大韓民国民団広島県地方本部、広島韓日親善協会の共催により開催され、広島県および広島市が後援、駐広島大韓民国総領事館が協賛しています。なお、昨年度(2024年度)大会においても本学の学生が大賞を受賞しており、今年の成果はその実績をさらに輝かしいものにする結果となりました。
 

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