学生の声

大学院生(インタビュー当時)・男性

学生(男性)

 
私は今,工学研究科の輸送・環境システム専攻に在籍しています。ここでの私の一日の生活について,書かせていただきます。

大学院では,学部の時と違い,研究室で過ごす時間が主になります。研究室には自分専用のデスクとPCが用意されているだけでなく,冷蔵庫や電子レンジといった,長い時間を過ごすのに欠かせないものも揃っているので,研究には恵まれた環境であると同時に,まるで自分の部屋のように快適に過ごすことができます。実際,私自身もつい長居してしまうことが多くあります。

私の所属する研究室では,実験を行わず,解析を主に扱っているので,朝,登校してから帰宅するまで,一日の大半をPCの前で過ごします。大変と思われるかも知れませんが,研究室の皆さんと,研究テーマこそ違いますが,時には意見を交えながら,一緒に頑張っていけるので,辛く感じることはありません。

今,私が取り組んでいるテーマは,貨物船等の船底構造部の強化ならびに軽量化を図るため,従来と違う構造を考えるといったものです。初めて知ることも多いので,研究が進むにつれ,様々な問題と直面します。大学院では,あらゆる問題に対し,自分で解決方法を考えなければいけません。私は,自分で調べられることは図書館やインターネットを通じて調べ,それでも分からないことは研究室の皆さんや指導教官である先生にアドバイスを頂くようにしています。先生とは,個別に指導していただけるのはもちろん,質問だけでなく,例えばある問題に対して,“こんな解決方法を考えましたが,どうでしょうか?”といった提案もできるようになり,接し方が大きく変わりました。これは私が大学院に入ってよかったと思うことの一つでもあります。

簡単ではありますが,一日の生活について書かせていただきました。みなさんも,大学院に入ってよかったと思えるような学生生活を送ってください。
 

学部生(インタビュー当時)・女性

学生(女性)

 (大学院進学を控えて)

私は,工学部 輸送機器工学課程の海上輸送システム研究室に所属しています。今は工学研究科の輸送・環境システム専攻に進学が決定し,卒業論文のテーマである“近接して航行する2船の流体干渉に関する基礎研究”を行っています。大学院進学後も引き続きこの分野の研究に関わっていく予定です。

私はLMCという軽音サークルに所属していて,サークルの友達と食事をしたりライブを見に行ったりします。また,外国文化に興味があり,高校時代アメリカに1年間留学していました。現在も留学生・研究員として大学に来ている外国の友人と飲みに行ったりします。研究室では,国際ワークショップに参加して海外の学生と意見を交わしたり,実験を通して企業の方とお話しする機会があります。

このように,将来エンジニアを目指す自分にとって価値ある出会いが今でもたくさんありますが,大学院に進学したらさまざまな種類の海外インターンシップ制度があります。私は,“「国境を越えるエンジニア」教育プログラム”による海外派遣を希望しています。学部とはまったく違うたくさんの出会いが大学院にはあり,多くの経験ができると思います。


up