公開講座「輸送機器の世界」を開催しました

 
2019年7月20日(土)に,本学東広島キャンパスにて公開講座「輸送機器の世界」を開催しました。

この公開講座では,船舶,航空機,自動車,鉄道など,人や物の輸送を担う輸送機器の工学について概説を行い,各種輸送機器の特徴や研究開発課題,また,最新のコンピューターシミュレーションや実験技術について紹介しました (全6回)。

 
その概要は下記の通りです。

日時・場所,および各回の概要

 日時: 2019(令和元)年7月20日(土) 10:00~16:50

 場所: 本学東広島キャンパス 工102講義室 ( 当日,開催場所が左記の通り変更されました。)
 

第1回 (10:00~10:50) 輸送機器工学の概要

 輸送システム計画学研究室 濱田邦裕 教授

 輸送機器に関する工学について体系化を行い,その概要を解説しました。
 加えて,広島大学工学部の輸送システムプログラムの特徴についても概説しました。
 

第2回 (11:00~11:50) 輸送機器と環境発電

 構造システム研究室 田中義和 准教授

 輸送機器から排出されるエネルギーを再利用する技術や,輸送機器の技術を用いて再生可能エネルギーを獲得する技術について紹介しました。
 

第3回 (13:00~13:50) 輸送機器の強度シミュレーション

 構造システム研究室 田中智行 准教授

 輸送機器の開発に使用される,最新の強度シミュレーション技術について紹介しました。
 

第4回 (14:00~14:50) 輸送機器を省エネにするために

 輸送・環境システム流体研究室 中島卓司 助教

 輸送機器が走行する時に受ける抵抗を軽減し,燃費を良くするための最新技術について紹介しました。
 

第5回 (15:00~15:50) 海を進む輸送機器の運動と自動化

 海上輸送システム研究室 佐野将昭 助教

 船舶の新形状を開発する際に用いる運動の理論と,近年注目されている船舶の自動運転に関する技術を紹介しました。
 

第6回 (16:00~16:50) 輸送機器周辺の環境を手を触れずに計る技術

 航空輸送・海洋システム研究室 作野裕司 准教授

 輸送機器周辺の環境を非接触で計測する,リモートセンシングと呼ばれる技術について紹介しました。
 

この公開講座に関する問い合わせ

 工学研究科支援室 (学士課程担当)

 TEL: 082-424-7530
 E-Mail: kou-gaku-gakubu[at]office.hiroshima-u.ac.jp ( [at]は@に変換して下さい。)
 


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