公開講座「機械・輸送工学の研究トピックス -やさしい解説と施設見学-」を開催しました

 
2022年11月12日(土)に、本学東広島キャンパスにて公開講座

 機械・輸送工学の研究トピックス -やさしい解説と施設見学-

を開催しました。

 
機械・輸送工学が関わる研究トピックスは無数にあります。この公開講座では、本学で研究開発が行われている、ロボットの仕組みと制御、船の安全航行、板材成形技術、水素製造技術について、講師陣によりやさしく解説して頂くと共に、活用されている施設を見学して頂きました (計6回: ガイダンス+4回の講義+施設見学)。

 
その概要は下記の通りです。

下記、1次申込の段階で定員に達したため、受付を終了しました

日時・会場・定員等、および各回の概要

 ( 開催形式: 対面)

 
 日時: 2022(令和4)年11月12日(土) 9:55~16:30

 会場 (集合場所): 本学東広島キャンパス 工情102講義室 (FUJI KIKAI KOGYO 102)

 定員: 45名

 
 受講料は 無料、受講対象は 一般の方 でどなたでもお申し込み頂けます。

 下記、各回の概要を御覧の上、このページの下部に掲載されている「申込方法および期限」の中にあるリンク先よりお申し込み下さい。
 

第1回 (9:55~10:00)

 ガイダンス

 システム安全研究室 田中義和 准教授

 
 本公開講座の概要と実施要領の説明を行います。
 

第2回 (10:00~11:00)

 ロボットの「動き」を理解・設計する

 (機械システムプログラム)

 機械力学研究室 村松久圭 助教

 
 ロボットはどのように動くのか?
 
 産業と社会を支える、ロボットの仕組みと制御、そして研究について紹介します。
 

第3回 (11:00~12:00)

 制限水域を走る船を取り巻く諸問題

 (輸送システムプログラム)

 海上輸送システム研究室 佐野将昭 准教授

 
 2021年3月、巨大なコンテナ船がスエズ運河で座礁しました。大海原を走るイメージが強い船ですが、運河や港湾では、船の大きさに対してミスマッチな制限水域の航行を強いられます。
 
 運動の観点から、船の安全航行に関わる諸問題を紹介します。
 

第4回 (13:00~14:00)

 板材成形技術に関する研究トピックス -プレス成形と多品種少量逐次成形-

 (材料加工プログラム)

 成形プロセス工学研究室 日野隆太郎 准教授

 
 自動車部品や飲料缶など、金属薄板の成形加工品はたくさんあります。
 
 本講座では自動車車体に多用される高強度鋼板のプレス成形に関する技術課題のトピックスからインクリメンタルフォーミングと呼ばれる新たな多品種少量成形技術まで、わかりやすく紹介します。
 

第5回 (14:00~15:00)

 エネルギー変換および貯蔵技術の研究開発

 (エネルギー変換プログラム)

 エネルギー変換材料工学研究室 市川貴之 教授

 
 カーボンニュートラルの実現に向けて、再生可能エネルギー (再エネ) の利用がますます求められています。
 
 しかし、変動する再エネをうまく利用するためには、電気をバッテリーでためたり、水素に変換したりする必要があります。このような技術について最先端の動向を紹介します。
 

第6回 (15:10~16:30)

 施設見学

 (下記の4施設: 各20分)
 

  •  ロボット研究施設 (工D3実験棟 他)
  •  曳航水槽 (工G3実験棟)
  •  板材成形技術 (工G4実験棟)
  •  水素製造に関する基礎実験設備 (工A3研究棟022実験室)
     

申込方法および期限

 Web (所定の申込フォーム) または 郵送 になります。

 いずれの場合も こちらのページ より、その冒頭にある 各申込方法のページリンク (「2022 (後期)」を選択) をクリックして詳細を確認の上、お申し込み下さい。

 1次申込の受付期限は 2022(令和4)年9月9日(金) です。
 ( その時点で定員に達しなかった場合に限り、11月2日(水)必着かつ先着順で2次申込受付を行います。)

この公開講座に関する問い合わせ

 工学系総括支援室 (学士課程担当)

 TEL: 082-424-7520
 E-Mail: kou-gaku-gakubu[at]office.hiroshima-u.ac.jp ( [at]は@に変換して下さい。)
 

 


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