【2023/11/22開催・ハイブリッド・要申込】第110回広島大学バイオマスイブニングセミナー(第127回広大ACEセミナー) のご案内

広島大学バイオマスプロジェクト研究センターと中国地域バイオマス利用研究会の共催で広島大学バイオマスイブニングセミナーを開催しています。バイオマスに関する基本的な考え方から最先端の情報までをカバーして、この地域におけるバイオマスの活動に資することを目的とするものです。第110回を以下の日程で開催しますので、ご参集下さい。

日時

2023年11月22日(水)16:20~17:50
参加形態 オンライン・対面(対面希望の場合は以下会場を参照)

会場

広島大学東広島キャンパス工学部114講義室

広島大学までのアクセスについてはこちら
工学部の構内建物配置図についてはこちら
工学部の講義室の配置図についてはこちら

プログラム

プログラム
解説 広島大学大学院先進理工系科学研究科  教授 松村 幸彦

講演 広島大学 A-ESG科学技術研究センター 特任教授 望月 和博
「バイオマス利用とカーボンサイクル・カーボンリサイクル」

 バイオマスの成長はCO2の吸収と固定化によるものであり、カーボンサイクル(炭素循環)において重要な役割を果たしています。一方、カーボンリサイクル(炭素再利用)とは、CO2を資源と位置づけ、分離・回収したCO2を化学原料や燃料として再利用し、大気中へのCO2排出を削減する仕組みであり、人間社会の内部における炭素の循環利用といえます。ここでは、カーボンサイクルおよびカーボンリサイクルそれぞれの視点からバイオマス利用について解説します。

講演 広島大学先進理工系科学研究科 先進セルロース材料共同研究講座 教授 遠藤 貴士
「マテリアルからエネルギーまで応用できるナノセルロース」

 木材等の植物から製造されるナノセルロースは、幅が100nm以下の超微細繊維です。ナノセルロースは高強度・高弾性・特殊粘性等の高い物性を持っており、その特徴を利用して樹脂やゴム等に複合化することによる高性能材料の開発が精力的に進められています。また、大表面積を持っており、反応性や物質の吸着性が高く、酵素糖化性も高いです。この特性は、バイオエタノール製造における前処理としても有効です。
 

司会 広島大学大学院先進理工系科学研究科  教授 松村 幸彦

参加希望の方へ

メールに、以下5項目(1-4は必須)を転記の上、件名に「イブニングセミナー参加希望」と記載の上、bprc@hiroshima-u.ac.jpまで、ご送付ください。

1.参加希望セミナー:11月22日開催、第110回バイオマスイブニングセミナー
2.お名前:
3.メールアドレス:
4.参加形態:□オンライン □対面
5.メッセージ:

【お問合せ先】

広島大学大学院先進理工系科学研究科機械工学プログラム内
中国地域バイオマス利用研究会
TEL : 082-424-5762 
FAX: 082-422-7193 
Email : bprc * hiroshima-u.ac.jp (注:*は半角@に置き換えてください)


up