辻 聡樹
広島⼤学⼤学院 先進理⼯系科学研究科/富士通株式会社 コンピューティング研究所
tsuji*hiroshima-u.ac.jp(*は半角@に置き換えてください)
富士通次世代コンピューティング共同研究講座では、コンピューティングや情報技術に関するセミナーを定期開催しています。大学や企業から各分野の第一線で活躍されている研究者をお招きして最先端の研究成果や技術動向について講演していただきます。第9回のセミナーを下記の通り開催いたしますので、ぜひご参加ください。学生や教員のみなさまはもちろん、企業所属の方々など学外からも広くご参加いただけます。
※今回のセミナーは基本的に英語での開催となります。
オンラインの方はTeams会議による自動翻訳が可能です。
日時
2024年12月2日(月) 16:00-17:00
場所
オフライン:広島大学 工学部 102講義室
オンライン:Microsoft Teams会議(録画予定ですので予めご了承ください)
講演
“Advances in Cybersecurity and Smart City Innovations for Threat Detection and Environmental Protection”
(脅威検出と環境保護に向けたサイバーセキュリティとスマートシティの進展)
Prof. Jacir Luiz Bordim (University of Brasília)
この講演では、サイバーセキュリティの2つの主要な研究領域における最近の進展について掘り下げ、ボリューム型および非ボリューム型のサイバー攻撃に対する脅威検出と緩和戦略に焦点を当てる。はじめに、特に高トラフィックのボリューム型攻撃に対応した手法に注目して、分散型サービス拒否(DDoS)攻撃の検出と緩和のアプローチを説明する。その後、低トラフィックパターンであっても重要なサービスを妨害しうる非ボリューム型攻撃の検出戦略を検討する。さらに、この講演では、ブラジルのセラード地域における早期の山火事検出を目的としたスマートシティプロジェクト「SEMFOGO」を紹介する。SEMFOGOは、人工知能(AI)とコンピュータビジョン(CV)を用いて環境被害を最小限に抑えるために山火事を迅速に特定するものである。これらのプロジェクトは、サイバーセキュリティとスマートシティ技術がデジタルおよび環境の課題にどのように対処するかを示し、両分野における将来の可能性を展望する。
※主催者による翻訳。英語原文はセミナーHPをご参照ください。
お申し込み(無料)
こちらからお願いいたします。(学内からの参加は申し込み不要となっております)