【2025/6/26開催・オンライン・要申込】第11回地中熱セミナー(第160回広大ACEセミナー)のご案内

地中熱セミナーは、広島大学エネルギー超高度利用研究拠点 (HU-ACE) の主催で開催するものです。
カーボンニュートラルへの需要側の取り組みとして地中熱利用の推進に関する基本的な考え方から最先端の情報までをカバーして、議論を深めていくことを目的としています。

第11回は、北海道大学大学院 工学研究院 環境工学部門 環境システム工学研究室 准教授 博士 (工学) 葛 隆生 (かつら たかお) 様に、ご講演を頂きます。

北海道大学では長年にわたり、地中熱利用に関わる基礎から応用に至るまでの幅広い研究を蓄積してこられました。特に、近年はZEB化の進行や、カーボンニュートラルに向けたヒートポンプへの移行のニーズなどにより、地中熱利用の形態が多様化する中で、設計時のシミュレーションがますます重要となっています。葛様は、理論解をベースとする高精度かつ高速な地盤熱移動解析の技術を確立し、様々な地中掘削方法および空調方式に対応可能な汎用性の高いシミュレーションソフトの開発を行っておられます。本講演では、シミュレーション開発にあたっての学術的知見や、設計への応用事例など、多岐にわたるお話をいただきます。

以下の日程で開催しますので、是非ご参集下さい。

日時

2025年6月26日(木) 16:20~17:50

会場

オンライン

参加費

無料

プログラム

挨拶 広島大学大学院先進理工系科学研究科   教授  松村 幸彦

解説 広島大学大学院先進理工系科学研究科   准教授 金田一 清香

講演 北海道大学大学院 工学研究院 環境工学部門
   環境システム工学研究室 准教授 博士 (工学)  葛 隆生
 「地中熱ヒートポンプシステムの設計とシミュレーションソフトウェアの役割」
再生可能エネルギー熱の一つである地中熱を利用する地中熱ヒートポンプシステムは冷暖房給湯の熱源として使用することで省エネルギー効果を得ることが出来ますが、一方で、地中熱交換器の設置コストを可能な限り抑えつつ省エネルギー効果を得る設計を行う事が重要となります。今回は地中熱ヒートポンプシステムの設計手法と、設計に役立つシミュレーションソフトウェアを紹介します。

司会 広島大学大学院先進理工系科学研究科   准教授 金田一 清香

参加希望の方へ

メールに、以下4項目(1-3は必須)を転記の上、件名に「地中熱セミナー参加希望」と記載の上、bprc * hiroshima-u.ac.jp (注: *は半角@に置き換えてください)まで、ご送付ください。

 1.参加希望セミナー:6月26日開催、第11回地中熱セミナー
 2.お名前:
 3.メールアドレス:
 4.メッセージ:

【お問合せ先】

広島大学大学院先進理工系科学研究科
エネルギー超高度利用研究拠点
TEL : 082-424-5762
FAX : 082-422-7193
Email : bprc * hiroshima-u.ac.jp (注: *は半角@に置き換えてください)


up