先端物質科学研究科黒田教授らの研究グループが平成28年度環境賞「環境大臣賞」を受賞しました

国立環境研究所・日刊工業新聞社が主催する平成28年度「環境賞」において、スマートバイオセンシング融合研究拠点 (リーダー:大学院先端物質科 学研究科 黒田 章夫教授) の研究成果「携帯型蛍光顕微鏡による微細アスベスト迅速検査法の開発」が環境大臣賞を受賞しました。環境大臣賞は最優秀賞にあたります。

表彰式は6月28日に霞山会館(千代田区霞が関)で行われる予定です。

黒田教授らの研究グループは、アスベストに結合する蛍光タンパク質を利用したアスベスト検出方法を開発しました。また、可搬型の蛍光顕微鏡に取り組 み、現場でアスベストを検出することが可能な「持ち運べるiPad蛍光顕微鏡」を開発。iPadの通信機能を使い、現場に熟練者がいなくとも、iPadの 通信機能を使い、検査室からリアルタイムで判定のサポートが可能となりました。

同賞は公害問題が顕在化してきた昭和49年に創設。低炭素社会の構築や循環型社会の形成など環境保全や環境の質の向上に貢献する優れた取り組みを行う個人、法人、団体、グループを表彰してきました。

持ち運べるiPad蛍光顕微鏡

【お問い合わせ先】
広島大学 大学院先端物質科学研究科 教授
広島大学スマートバイオセンシング融合研究拠点リーダー
黒田 章夫(くろだ あきお)
Tel:082-424-7758 Fax:082-424-7047
E-mail:akuroda*hiroshima-u.ac.jp(*は半角@に置き換えてください)


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