研究科長挨拶

医系科学研究科の発展

広島大学大学院・医系科学研究科は2019年春に設置され2年が経過します。本研究科は、医学・歯学・薬学・保健学が融合し、国際的に活躍できる人材養成や学術の高度化・複合化に対応できる研究活動を活性化し、新しい知の創造を目指した大規模プロジェクト研究を推進する組織として発展してきました。今後も霞キャンパス内の大学病院・原爆放射線医科学研究所・自然科学研究支援開発センターと密に連携していきます。引き続き地域に根ざしつつ、世界に通用する生命科学領域の研究者の育成に努めていきますが、医の倫理観を持つことの重要性も忘れてはいけません。またSDGs(持続可能な開発目標)についても配慮が必要であることは言うまでもありません。

医系科学研究科の体制は、専門性を保ちながら迅速に社会実装化・グローバル化する為には非常に有効です。ミッション達成のための分野間の連携・融合が横断的に可能だからです。このことは、5つの学際的研究推進部会「がん・ゲノム医療」、「脳・神経科学」、「再生・免疫・感染・アレルギー」、「老化・高齢者医療・生活習慣病・社会医学」及び「発生・発達・成長期医療」からなる研究推進委員会が霞地区の研究を統括することによって実現されます。加えて東広島キャンパスの統合生命科学研究科とも連携が進んでいます。

この1年はCovid-19対応で大幅に活動が制限されました。当面はこの状況が続きそうです。面と向かっての議論の機会は減少しましたが、Web会議になったことで参加者が増加したというメリットもありました。研究科としてはオンライン授業やeラーニングを推進し、英語授業の充実を図っていきたいと思います。引き続き十分な感染対策を実施しながら活動を継続してください。今後ともご指導、ご支援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

大学院医系科学研究科長 丸山 博文


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