メールマガジン No.57(2013年9月号)

リテラ友の会 メールマガジン No.57(2013年9月号)
2013/9/24 広島大学大学院文学研究科・文学部

□□目次□□
1.カープ観戦記
2.文学部広報ビデオが新しくなりました
3.文学研究科(文学部)ニュース
4.広報・社会連携委員会より
    
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【1.カープ観戦記  歴史文化学講座教授 前野弘志】

 7月26日金曜日、マツダスタジアムで行われたカープ対スワローズ11回戦の観戦に、文学部互助会のイベントとして参加しました。参加者の数は多くはありませんでしたが、いつもの顔ぶれに懐かしい顔もあり、和気あいあいとした、楽しい時間を過ごしました。その時の様子を、というか、スタンドに座って何となく考えたことを報告いたします。
 
【今年のカープ】
  「何か違うぞ」と思ってました。あの貧打線が爆発し、大量得点で勝つことがしばしばあったからです。しかし前半戦を終わってみれば、いつもの5位。しかも1位とのゲーム差は15ゲーム。毎年安心して座布団にしていた横浜の座布団にされる始末。「そこ?」
 
【統一球問題】
  家族で野球中継を見ている時、カープがよく打つので、「こっそりボール変えたんじゃないの」と言っていたら、本当でした。「私は知らなかった」とコミッショナー。素人でも分かるのに、「あんた野球見てないの?」

【カープうどん】
  球場内の食べ物・飲物はとにかく高い。そんな中で1957年から続くカープうどんは、一杯500円で良心的。味も評判で大人気。でも、普通の状況で食べたら普通なんだろうな。

【ビアおんぶ】
  生ビールの樽を背負ってスタンドを何度も上がり下りして笑顔でビールを売るお姉さんたちは、とくかくすい。きっと体育会系なんだろう。何キロあるか知らないが、そうでなきゃ絶対できないと思う。僕もあのバイトをやってみたいと思った。そうすれば、まず体力がつく。脂肪が減り筋肉がつく。次に、飲みたいビールを自分は飲まないで、ただひたすら他人に施すという博愛の精神が身につく。夏の間だけでもやれば、僕は聖人になれる自信がある。

【ジェット風船】
  7回裏のカープの攻撃が始まる前に「それ行けカープ」を合唱し、いっせいにジェット風船を飛ばす(4個300円)。7回表には、もうみんな風船を膨らませている。あちこちで破裂音が聞こえる。膨らませた風船の口を押さえて、ただひたすら守備が終わるのを待つ。その間、アリストファネスの喜劇に登場する男たちがぶら下げている物を連想したのは、僕だけでしょうか?

 何となく思ったことを箇条書きにしてみました。書いたものを読み直してみれば、別に球場に行かなくっても書けたような気がします。また、仕事柄、人を評価したり批判したりすることが多く、性格が悪くなったなと思います。自分で自分がいやになります。人は謙虚な気持ちを忘れてはいけないと思いました。以上
です。「えっ? 試合の方はどうだったかって?」「勝つには勝ったが、文学部ソフト並だね。」
 
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【2.文学部広報ビデオが新しくなりました 広報・社会連携委員長 友澤和夫】 

 広報・社会連携委員会では、8月のオープンキャンパスに合わせて文学部広報ビデオ『新しい知の探求』を作成しました。前回のビデオは2007年の制作ですので、実物よりも随分若い教員が出演している状態となり、さすがに作り直す時期がきたと思われたからです。

 今回は、学生を前面に出して彼ら/彼女らの語りでもって文学部の魅力を伝えるというコンセプトで臨みました。私も撮影の現場に幾度か立ち会いましたが、学生の「生の声」って、いいもんだなぁーと感心させられました。ビデオをご覧になれば、学生が研究や勉学あるいは様々な活動に、生き生きと打ち込んでいる様子がよく分かると思います。一方、教員の出演は抑え、5人へのインタビューに絞りました。ただし、出演した教員には自分の研究内容を具体的に、そして熱く語ってもらいました。文学部の教員ってどんな研究をしているのか?、と思っている高校生にも、その実際を多少なりとも理解してもらえるのではと期待しています。

 本ビデオの撮影は昨年秋からはじめ、大学祭や就職内定者による発表会、リテラコンサート、卒業式など主な行事を収録していきました。そして季節の良い5月中旬に集中的な撮影を行いました。編集には約2ヶ月かかり、7月末に完成に至りました。当初は、どのようなものになるのか先が見えませんでしたが、多くの方々のご協力により、良い仕上がりになったと自負しております。この場をお借りして、お世話になった皆様に御礼を申し上げます。

 なお、本ビデオは、配布や販売はしませんが、文学部のウェブサイト上で閲覧できるようにします。その際には、このメルマガでお知らせいたします。

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【3. 文学研究科(文学部)ニュース】

○リテラ「21世紀の人文学」講座2013を開催します
テーマ  「東アジア世界の中の「日本」史」
【日時】 2013年10月19日(土)13:30~16:40
【場所】 広島市まちづくり市民交流プラザ 北棟6階 
申込受付開始は、8月15日です。

○第7回広島大学ホームカミングデー文学研究科企画 世界とふれあい / 語学カフェ」開催のお知らせ
 今年の語学カフェは、3人の留学生(ブラジル・ハンガリー・中国)に協力いただいて、お国で好まれているお菓子やお茶を飲みながら、簡単な日常会話や文化・習慣などをお話いただきます。
【日時】平成25年11月2日(土曜日) 14:00から
【場所】文学部1階・B153講義室/学生ロビー
※どなたでも参加いただけます。もちろん無料です!

○「文藝学校」第11回講演会を開催します
【日時】平成25年11月23日(土・祝日)13:30~17:00
【場所】本の学校 今井ブックセンター2階 多目的ホール

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【4.広報・社会連携委員会より 川島優子】

 暑い、というより、痛い、苦しいといった表現の方がふさわしいくらい、今年の夏は大変な猛暑でした。「猛暑」のことを、中国では「酷暑」「酷熱」「炎暑」「炎熱」などと言いますが、字を並べてみただけでもあのじりじりとした暑さがよみがえってくるような、強烈な感覚を私たちの身体に残していった夏だったかと思います。
 そんな猛暑の中、文学部では、カープ観戦、オープンキャンパスといった熱い行事が行われました。本号には、前野先生による「カープ観戦記」、友澤先生による「文学部広報ビデオが新しくなりました」を掲載しております。
 文学部広報ビデオの作成には、私も委員の一人として参加しましたが、恰好いいフレーズやデータよりも、学生や教員が目をきらきらと輝かせながら自分の言葉で語るその研究や夢の方が、はるかに説得力があるということに、当然とはいえ改めて気づかされた思いです。研究に対するわくわく感に、観ているこちらまで感染してしまうようでした。志願者の倍増に期待!
 西条の秋空は、どこまでも高く、広く、本当に何にも遮られることなく、悲しいくらい果てしなく続いています。今年は「千年猛暑」に続いて「絶望寒波」がやってくるとのこと、しばしの間、皆さま、気持ちのいい秋をお楽しみください。 

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リテラ友の会・メールマガジン

オーナー:広島大学大学院文学研究科長  勝部眞人
編集長:広報・社会連携委員長  友澤和夫
発行:広報・社会連携委員会

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