久納 早智[詳細]

略歴

1994年愛知県出身。広島大学文学部人文学科卒業(2017)、広島大学大学院文学研究科博士課程前期修了(2020)、日本学術振興会特別研究員DC(2020-2023)、バルセロナ大学経済・経営学部客員研究員(2021-2022)、広島大学大学院人間社会科学研究科博士課程後期修了(2025)

教育・研究内容

13世紀前半アラゴン連合王国国王ジャウマ1世によって征服されたマリョルカ島(征服後マリョルカ王国)を研究対象として、本土で強力な封建貴族を抱える王権が、新たな王国でいかなる社会の構築を試みたかを、文書管理の観点から具体的に明らかにすることを試みている。現在は、マリョルカ王国文書館収蔵の13世紀前半の公証人登記簿群の網羅的な原本分析をもとに、公証人制度を通じた王権による文書管理の実態と、そこから浮かび上がる王国の統治手法を全面的に復元することに努めている。

主な研究業績

  • 「13世紀『マリョルカ分配記録』におけるカバレリア」『西洋史学報』50、2023
  • 「一三世紀マリョルカ征服と『ヌノ・サンスのラメンブランサ』」『史学研究』310、2021
  • 「一三世紀『マリョルカ分配記録』の生成―財産目録の複合性と象徴性―」『史学研究』304、2019


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