日本での経験を母国の歯科医療発展につなげたい
母国カンボジアで大学2年まで学び、その後、広島大学へ留学しました。母国での学びは歯学の技術に徹しているのに対し、日本では基礎研究に基づくカリキュラムを重視しているのがとても印象的で、異なる視点から歯学にアプローチすることができました。それは自分にとっても、母国の歯科医療の発展にとっても、大きな財産になるだろうと感じています。帰国後は研究分野で研鑽を積み、講師として後進の指導に携わった後、政府機関の一員としてカンボジアの歯科医療環境の改善に貢献したいと思っています。その際、日本で学んだことが必ず役立つと信じています。