【研究キーワード】
再生医療、組織工学、臓器再生、幹細胞、蛋白質工学、微細加工
【最近のハイライト】
胎児期における歯の発生は、未熟な上皮細胞と間葉細胞が出会うところから始まります。私たちは、この過程を体外で再現するための細胞培養法を考案しました。この方法によって上皮-間葉相互作用の理解が深まれば、歯を再生技術が格段に高度化するでしょう。
【研究キーワード】
再生医療、組織工学、臓器再生、幹細胞、蛋白質工学、微細加工
【最近のハイライト】
胎児期における歯の発生は、未熟な上皮細胞と間葉細胞が出会うところから始まります。私たちは、この過程を体外で再現するための細胞培養法を考案しました。この方法によって上皮-間葉相互作用の理解が深まれば、歯を再生技術が格段に高度化するでしょう。
【研究室主要論文】
・Chimeric proteins consisting of bone morphogenetic protein-2 and a collagen-binding peptide: An in silico analysis, Dent. J., accepted, 2025
・Enhanced infiltration of myoblasts into collagen scaffolds loaded with engineered basic fibroblast growth factor, Dent. Mater. J., accepted, 2024
・A dilution method to increase the yield of engineered basic fibroblast growth factor, Dent. J., accepted, 2024
【教育内容】
歯科材料として重要な高分子、セラミックス、金属について材料化学的な側面から理解を深めるための講義や実習を担当しています。また、最先端歯学研究コースでは、再生医療や診断分析用デバイスなどに関する先端研究の機会を提供しています。
【研究内容】
損なわれた組織や臓器を再生する新たな治療法として、再生医療が注目されています。私たちは、様々な工学的手法を駆使して、再生医療に必要な細胞の製造技術を開発するとともに、複雑な構造をもつ生体類似の組織・臓器を創り出すための設計原理を探求しています。
【写真説明】 幹細胞の品質管理法の確立は、再生医療の実現にとって大きな課題です。私たちは、各種の抗体をディスプレイしたチップ(抗体アレイ)を用いることによって、表面マーカーの発現パターンを定量的に分析できることを示しました。写真は、骨髄由来間葉系幹細胞に発現する表面マーカーの分析例です。
Copyright © 2003- 広島大学