小児歯科学

野村 良太 教授

【研究キーワード】
小児齲蝕、小児歯周病、小児保健、成育環境、有病児

【最近のハイライト】
齲蝕の細菌学的研究のほか小児口腔疾患に関する幅広い臨床研究を精力的に行っています。
カンボジア児童への歯科医療支援をはじめ、有病児や被虐待児の口腔ケア、発達障害児の歯科医療など超少子社会の中で求められる専門性を十分に発揮し貢献をはかっています。

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【教育内容】
小児歯科学は口腔の正常な成長発達とそれを阻害する口腔疾患の成因、病態、治療および予防について研究する学問で、講義、基礎実習および臨床実習を通して、口腔機能の健全な育成の重要性や「小児は単に成人を小さくしたものではない」ことを学びます。大学院では小児歯科専門医の資格取得も視野に入れて学位を目指しています。

【研究内容】
1.小児齲蝕(むし歯)の発症と予防に関する細菌学的研究
2.有病児の歯科的後遺障害と口腔ケアに関する臨床研究
3.乳歯、幼若永久歯の外傷の診断治療、画像解析、治療
4.小児の摂食嚥下障害に関する臨床的アプローチ
5.小児の歯列の発育に関する三次元的解析

【写真説明】 むし歯抑制物質オレアノール酸の発見から動物実験、ヒト臨床研究、食品開発に至る


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