• ホームHome
  • 経済学部
  • 飯倉裕貴君が公認会計士試験に合格(2014年1月)

飯倉裕貴君が公認会計士試験に合格(2014年1月)

飯倉裕貴君が公認会計士試験に合格(2014年1月)

経済学部昼間コース3年生の飯倉裕貴君が、最難関の国家試験のひとつと言われている公認会計士試験に見事合格しました。しかも飯倉君は初めての受験にもかかわらず「一発合格」を果たしました。飯倉君は、昨年5月の短答式試験に合格し、そのまま8月の論文式試験にも合格しました。試験勉強は大学1年の夏から始めて、わずか2年の学習期間だったそうです。経済学部の卒業生で会計士でもあり,飯倉君に会計学や監査論を教えた廣瀬治彦客員教授によると、「一般的に見て最も早い学習期間で合格した」とのこと。また、飯倉君は、学部の授業にもしっかりと取り組んでおり、大学3年の前期終了時で既に3年次での演習と4年次の卒業論文指導を除く単位はすべて履修している。そして、平成25年度の会計士試験は新試験制度に移行してから最も低い合格者数だったとのことで、飯倉君の快挙に驚くばかりです。卒業後は東京の大手監査法人に就職し、正式に公認会計士として登録されるために求められる「実務経験」や「日本公認会計士協会の修了考査」などに取り組む予定とのこと。飯倉君は、「多くの困難がありましたが、家族や友達など多くの人に支えられて会計士試験に合格することができました。これからは世界に通用する会計士になれるように日々努力したいと思います」と笑顔で語ってくれました。

廣瀬治彦先生 プロフィール

生年月日: 1952年9月2日
資格: 公認会計士(日本)、米国公認会計士(ニューヨーク州)
出身校: 広島大学 政経学部
所属団体: 日本公認会計士協会、米国公認会計士協会、米国ニューヨーク州公認会計士協会、日本内部統制研究学会、日本監査役協会
現在の職業: ソフトバンク・テクノロジー株式会社 監査役、国立大学法人 広島大学 客員教授非常勤講師
著書: 「COSOフレームワークに基づく内部統制の構築」中央経済社(共著)、「開示統制の構築」中央経済社(単著)、「アメリカの会計原則」東洋経済新報社(共著)
経歴:

  • 1981年 プライスウオーターハウス(PW)公認会計士共同事務所に入所し、法定監査、英文財務諸表監査、米国上場企業のSEC監査に従事
  • 1989年 米国PWアトランタ事務所に駐在員マネジャーとして赴任し現地で監査実務に従事
  • 1994年 米国PWの監査パートナーにアドミッションされ所属を日本PWから米国PWに変更
  • 1996年 PWニューヨーク事務所に転勤、米国東部地区の日本企業部の監査部責任者に就任
  • 2002年 日本のプライスウオーターハウスクーパース (PwC) 提携事務所に帰国
  • 2003年 米国PwCを早期リタイアしPwC日本提携事務所のパートナー(代表社員)に就任
  • 2006年 あらた監査法人PwCのファウンダー・パートナーの一人として同監査法人の代表社員に就任し、内部統制業務サポート部部長として内部統制報告制度に係るアドバイザリー・サービスに従事
  • 2005年から2007年まで金融庁企業会計審議会の内部統制部会作業部会の専門委員として内部統制報告制度の国内の制度化に深く関与
  • 2004年から2008年まで日本公認会計士協会の監査保証実務委員会・内部統制検討専門委員会・内部統制監査基準小委員会委員長として内部統制監査のガイドラインの作成等深く関与
  • 2008年から2013年まで日本公認会計士協会の監査保証実務委員会・内部統制監査専門委員会及び倫理委員会等の委員を歴任
  • 2013年 あらた監査法人PwCを定年退職
  • 2013年よりソフトバンク・テクノロジー(株)の監査役に就任し、会社法上の内部統制システムの監査等の監査役職務に従事


up