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藤川雅記さんが公認会計士試験に合格(2021年2月)

公認会計士試験に合格した,経済学部経済学科昼間コースの藤川雅記さん(現4年次生)に学部長が話を伺いました。

公認会計士を目指すきっかけは何だったのでしょうか?

藤川雅記さん画像

藤川雅記さん

1年次の7月から簿記の勉強を始めたことをきっかけに,専門職に興味を持ちました。はじめは,税理士をと思いましたが,税理士の方と話する機会があり,そこで,公認会計士を勧められました。公認会計士でも税理士登録ができるからです。また,税理士試験は5科目それぞれに合格基準点をクリアする必要があるのに対し,公認会計士試験は6科目のトータルの成績で判定されることから,公認会計士試験のほうが自分に合っていると感じました。そこで,本格的に公認会計士を目指すことに覚悟を決め,1年次の10月から通信講座を受講しました。

ほとんどの時間を,公認会計士試験の勉強にかけてきました。都市部では予備校があり,切磋琢磨し合う環境がありますが,東広島キャンパスでは,通信講座の選択肢しかなかったので,しんどさを共有できる人がいなかったのが,つらかったです。高校生の時は,勉強は一人でするものだ,と思っていましたが,同じ環境で勉強することそのもので力をもらっていたことに気づきました。
後に,経済学部の友人も公認会計士を目指していると聞き,情報交換したり相談に乗ったりしました。

鈴木学部長画像

鈴木学部長

3年次の2月(※)に見事合格。そして,同3月から,4大監査法人の一つで勤務(非常勤)を開始されています。今後の抱負をお聞かせください。

(※ 新型コロナの影響で例年より3か月後ろ倒し)

現在,主に製造業のクライアントの監査業務を行っています。3年後の実務登録要件をクリアして初めて「公認」と称することができますので,まずは,仕事を早く覚えることを念頭に考えています。
米国会計基準を適用している企業の監査業務に関与する予定であることもあり,日々勉強です。
今年度は,学業もあるため,非常勤ですが,卒業後は正式に採用となります。
人と違うことがしたい,と常々考えてきましたが,これからもさまざまな付加価値を付けていきたいと思います。

広島大学経済学部で役立ったことは何ですか?

2次の論文式試験は,8割が経営学を選択するといわれているのですが,経済学を選択しました。ミクロ経済学やマクロ経済学の知識が役に立ちました。また,ファイナンスなども幅広く勉強できてよかったと思います。

藤川さんと鈴木学部長が並んで立つ画像


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