令和6年1月30日に、経済学部「経済政策論2」の講義において、公正取引委員会による「独占禁止法教室」を開催しました。
この「独占禁止法教室」は、社会人として経済活動に参加する際に独占禁止法を遵守するだけでなく、消費者として厳しい目で商品選択を行うことができるよう、独占禁止法の意義と役割を理解してもらうことを目的として、公正取引委員会が全国の大学等で開催しているものです。
当日は、公正取引委員会事務総局近畿中国四国事務所 中国支所長 唐澤斉氏を講師にお招きし、「公正取引委員会と競争政策」をテーマに、競争政策の重要性、独占禁止法の意義、そして公正取引委員会の役割などについてお話し頂きました。
また、中国支所総務課の湯田あかり氏からは、公正取引委員会での働きがいや採用プロセスなどについて丁寧にお話をして頂きました。
参加した学生たちは、実務家による興味深い講義に熱心に耳を傾けつつ、自由で公正な競争環境がいかに重要であるかについて理解を深めていました。また、この授業の担当教員は、「通常の講義では理論的な内容が中心だが、理論が現実の経済活動につながっていることを感じてもらえたのではないかと思います。」と振り返っていました。