東広島キャンパスへの通う日々
「市内からの通学は少し大変ですが」
私は広島市にある実家から電車と自転車で通学しています。実家から最寄りのJRの駅までおよび西条駅から東広島キャンパスまでが自転車です。雨の日もレインコートを着て自転車を走らせています。片道2時間ほどかかりますが、定期代を出してバスを使うと時間帯によっては少し早くなるとは思います。実家が近い友人で、大学の近くに下宿する人も少なくありませんが、私のように実家からの通学も可能ではあると思います。通学は少し大変ですが、これまでずっと広島市内に住んでいるので、私には良かったと思います。通学に時間がかかるので、アルバイトは土日を中心にやっています。
1年次には教養教育科目を多く履修する場合がほとんどですから、授業が4コマ、5コマまである場合や、課外活動等で大学に遅くまで滞在する場合は、帰宅時間が遅くなってしまうので、どこから通学するかということはそういった事情を踏まえ、慎重に検討するべきであると感じます。
「広々とした東広島キャンパス」
東広島キャンパスは敷地面積が非常に広く、学習に役立つ設備等が充実していると感じます。図書館はキャンパス内に3つあり、私は西図書館と中央図書館をよく使います。西図書館は経済学部棟からは少し遠いですが、自転車を使っています。授業の課題等で読むことが必要な文献などを探すだけでなく、図書館にある自習室で、テスト期間やその他の勉強をしたい時などに使用しています。試験前でも席に余裕があり自由に勉強ができる環境が整っていると感じています。またグラウンドやテニスコートなども広く、多くのサークルや体育会が活動しています。 食事は生協の食堂を利用することも多いですが、大学から徒歩5分くらいのゆめタウンのフードコートで食べたり、弁当を買ったりしています。
「ひとえに経済学と言っても」
私が広島大学経済学部に入学した理由としては、経済学という学問に興味があったことや、授業等の内容を公務員試験の勉強に役立てたいと思ったことなどがあります。しかし、入学前は、経済学についてはっきりイメージできておらず、実際に学び初めて、ひとえに経済学と言っても、公共経済学や産業組織論、あるいは経済史といった様々な分野が存在していることを知りました。私は歴史的なものよりも数学的なものを扱うほうが好きなので、理論分野に関心を持ちました。
「基礎的なものを学んだ上で、初めて発展的なものを」
経済学のカリキュラムは、選択できる部分も多いのですが、基礎的なものを学んだ上で、初めて発展的なものを学べることを学習する側が意識する必要があると思います。1年次から2年次にかけて、専門基礎科目を履修し、専門的な内容を学習するための前提となる知識を学習し、2年次からは専門科目を履修し、経済学についての専門的な知識を学習しています。3年次からはゼミに所属し、ゲーム理論を専攻しています。ゼミでは、課された課題に応じてまず各々が個人で学習し、その内容を発表しあうことで互いに理解を深めることができます。また、ゼミの日程としては基本的に週に1回の授業のみであるため、公務員試験の勉強などにも十分時間を割くことが出来ています。
