現在、広島市役所の環境局で、市民や事業者の皆様と一緒に地球温暖化対策やごみ処理施設整備等に取り組んでいます。市民や事業者の皆様と知恵を出し合い、工夫に工夫を重ねることで、市民や事業者の皆様に満足してもらえる事業が実現できるという点にやりがいを感じています。
　具体例として、私が携わったごみ処理施設整備事業をご紹介いたします。ごみ処理施設の整備に当たり、当施設に「環境にやさしい施設」「災害時の避難所」「環境学習機能」「地域住民の憩いの場」等の役割を持たせることで、事業効果の最大化・市民満足度の向上を図ることができました。なお、本事業の実現にあたっては、広島大学の教授の方々にもご助言等をいただきました。また、ごみ処理施設の整備にあたっては、機械に関する知識が必須であり、大学で学んだ知識が活かされる場面も数多くあります。

卒業生メッセージの中で触れた事業 (施設) のパースです。
本施設は現在、建設工事中であり、令和10年度に完成予定です。

　興味のある機械の勉学に励むことができ、また周囲のメンバーにも恵まれ、充実した大学生活を送ることができました。一方、サークル活動、アルバイト、インターンシップ等に積極的に参画するよう心掛けましたが、まだまだ多くのことを経験する時間があったのではないかと後悔しています。

　大学時代の経験は貴重な財産です。私自身、社会人になり、多くの場面で学生時代の経験が生かされていると感じています。学生時代には、関心があることにひとつでも多くチャレンジしてもらいたいと思います。