工学遺産

①万能材料試験機

②レシプロエンジン

③ジェットエンジン

④ギヤシェーパー

①万能材料試験機

 

製造者  リレー社
荷重容量 10,000 ポンド
設置時期 大正9年(1920年)

広島大学工学部の前身である広島高等工業学校の創立以来、材料強度を評価するための試験機として用いられ、広島工業専門学校、広島大学工学部の機械工学科の学生に親しまれた。 

昭和20年(1945年)8月に原子爆弾による影響を受けたにも関わらず、昭和48年頃まで半世紀以上にわたって、使用されていた。

②レシプロエンジン

 

製造者 Curtiss-Wright社
名称  R-1820空冷式単列9気筒レシプロエンジン  

製造年は不明であるが、1930年代に初期のB-17爆撃機で採用されたエンジンである。信頼性の高さから、DC-3輸送機に採用され、その歴史的な大量生産に繋がった。 

カットモデルであり、内部構造を観察できることから、広島大学に教育展示用として導入された。

③ジェットエンジン

 

製造者 Pratt & Whitney社
製造年 1957年
名称  J57系ターボジェットエンジン

J57系は世界で最初の本格量産型のターボジェットエンジンで、B-52爆撃機やU-2偵察機などに採用された。また、初期のB-707/DC-8旅客機に搭載され、ジェット旅客機時代を切り開いた。 

展示用カットモデルで、革新的な2軸式圧縮機、燃焼室、タービンなどを確認することができる。

④ギヤシェーパー 

 

製造者  Gould & Eberhardt社 (米国ニュージャージー州ニューアーク)
 

製造年は不明であるが、外観および構造から1930年代後半〜1950年代に製造された可能性が高いと考えられる。 歯切工具の往復運動とワークテーブルの回転を同期させることにより、歯車形状を精密に創成加工することができる工作機械である。


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