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第70回広島大学バイオマスイブニングセミナー(第44回広大ACEセミナー)を開催しました

2018年12月6日に、第70回広島大学バイオマスイブニングセミナー(第44回広大ACEセミナー)を開催しました。

当日の講演内容

松村 幸彦教授

 

司会・解説

広島大学大学院工学研究科

教授 松村 幸彦

「遺伝子組換え微細藻類の安全な屋外培養のための研究」

 遺伝子工学技術の発展によって、有用な組換え微細藻類を作り出すことが可能になってきていますが、生物多様性に対する懸念から組換え体の利用は物理的に封じ込められた環境に限られています。私達は、生物の必須元素である「リン」の代謝経路を改変し、亜リン酸という化合物に生育を依存させる技術を開発しました。この方法は、高い効果と汎用性、経済性を兼ね備えており、実用的な組換え体の拡散防止技術として期待されます。

廣田 隆一准教授

 

講演

広島大学大学院先端物質科学研究科

准教授 廣田 隆一

【講習会】 ≪物理的変換≫

 エネルギー資源の枯渇が問題視されているなか、太陽エネルギーを使って生物が作り出すバイオマス資源は、再生可能エネルギーとして風力・太陽光などの自然エネルギーとともに注目されています。バイオマスの有効利用には、適切な変換を行って2次エネルギーにする必要があります。バイオマスエネルギーの変換には、1)物理的変換、2)熱化学的変換、3)生物化学的変換の3種類があります。今回のイブニングセミナーでは、バイオマスの物理的変換について紹介します。

松村 幸彦教授

 

講演

広島大学大学院工学研究科  

教授  松村 幸彦

お問い合わせ先

中国地域バイオマス利用研究会(広島大学大学院工学研究科機械システム工学専攻内)
TEL:082-424-5762
FAX:082-422-7193
E-mail:bprc*hiroshima-u.ac.jp(注:*は半角@に置き換えてください)


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