このたび、工学部のネーミングライツ施設の第15号となる東広島キャンパス工学部講義棟B4「117講義室」のネーミンングライツ公募を実施し、選考委員会による審査を経て、西川ゴム工業株式会社が命名権者に選ばれました。
本施設は、2024年8月1日から2027年7月31日まで「弾力発想。西川ゴム工業ROOM117」となります。
「弾力発想。西川ゴム工業ROOM117」のスタートを記念したオープニングセレモニーでは、矢吹工学部長が「工学部の施設は東広島キャンパス移転時に建設され40年が経過し、老朽化が進んでいる。国立大学法人化後、国からの施設整備費は減少し、施設の更新が遅れており、実験棟についてはほとんど当時のままで、実験に支障が出ている施設もあるのが現状。このネーミングライツによる命名権料により、老朽化した施設などの整備を今後進めていけることは大変に喜ばしい。西川ゴム工業様には工学部後援会に入会いただき、支援をいただいているが、これを機会に連携をより密接にできればと思っている」と述べました。
続いて、西川ゴム工業株式会社 代表取締役社長 小川 秀樹 氏が挨拶を行い「ネーミングライツパートナーとなることで、地元大学の人材育成に貢献できることを喜ばしく思う。学生には、命名させていただいた『弾力発想。西川ゴム工業ROOM117』に親しみを持っていただき、そこから弊社へ興味をもっていただけると嬉しい。広島大学とはより一層連携を深めていき、広島に寄与していきたい」と述べました。
挨拶の後、参列者によるテープカットを行い閉式しました。
広島大学工学部では、ネーミングライツ制度を今後も推進していきます。
矢吹工学部長による挨拶
西川ゴム工業株式会社 代表取締役社長
小川 秀樹 氏による挨拶
参列者によるインフォメーションボード前での
記念撮影
「弾力発想。西川ゴム工業ROOM117」前での
記念撮影