学びは、未来につながる
株式会社北川鉄工所 グローバルハンドカンパニー 技術部 技術1課
甲斐 悠太 さん
広島大学工学部 第一類 2019年度 卒業
広島大学大学院先進理工系科学研究科 機械工学プログラム
博士課程前期 2021年度修了
広島県立府中高等学校 出身
現在の仕事内容について
私は株式会社北川鉄工所で、工作機械用チャックの設計を担当しています。受注品が中心のため、案件ごとに加工内容やワーク形状、求められる精度・段取りが異なります。前提条件を整理して構想を組み立て、CADで図面化し、製造部門とも加工方法や組立手順をすり合わせながら「無理なく作れて、狙い通りに使える」形に仕上げていきます。要望が多面的で調整が難しい一方、検討が形になり現場で問題なく使われていると分かったときに達成感があります。
学生時代について
入学当初は分野を絞り切れていなかったため、まずは基礎を幅広く学べる第一類(機械系)を選び、学ぶ中で関心の方向を探しました。大学院では成形プロセス工学研究室で弾塑性に関する研究に取り組み、金属の耐久試験などを行いました。結果だけを見るのではなく、条件をそろえ、手順を整え、根拠を揃えて結論を出す姿勢は、今の設計業務でも土台になっています。
広島大学・工学部在校生へのエール・メッセージ
大学は自由度が高く、時間の使い方を自分で決められる環境です。その分、後から「もっとできたことがあったかもしれない」と感じる瞬間もあります。将来とのつながりがすぐに見えなくても、授業・研究・人との出会いなど一つひとつの経験は、後になって判断や踏ん張りを支える“引き出し”になります。ぜひ自分の関心を広げる機会を持ち、納得できる学生生活を送ってください。
甲斐さんが扱っている製品ロゴをモチーフにした壁の前で

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