建築文化週間 学生グランプリ2022「銀茶会の茶席」で広島大学3チームが最優秀賞などトリプル受賞

東京・銀座通りで催す茶会「銀茶会※」で展示・使用される創作茶席の設計・制作案を募集した日本建築学会主催の建築設計競技「建築文化週間 学生グランプリ 2022『銀茶会の茶席』」で、大学院先進理工系科学研究科建築学プログラム建築設計学研究室から応募した3チームの作品が、2次にわたる審査を経て全国47作品の中から最優秀賞、入選、審査員賞にそれぞれ選ばれました。
最優秀賞を受賞した作品「秋(トキ)の木」は広島県産材の杉板を使用。反物に見立てた板を連ねて麻ひもで縫い合わせる簡素な構造ながら、TPO に応じて扇子や円錐、螺旋など多様な形に変化させることができます。

原寸大の実物が10月27日から31日まで東京・銀座の銀座三越9階の銀座テラス・テラスコートに設営・展示され、30日には茶席を使って表千家のお茶会が開催されます。 

入賞作品は以下のとおりです。

  • 最優秀賞
    山下 正太郎(やました しょうたろう)さん 大学院先進理工系科学研究科 M2 ほか3名
    秋の木
  • 入選
    山本 千結(やまもと ちゆ)さん 大学院先進理工系科学研究科 M1 ほか2名
    縫雲庵
  • 審査員賞
    嶋田 駿斗(しまだ しゅんと)さん 大学院先進理工系科学研究科 M2 ほか3名
    移ろい誘う秋模様
     

※「銀茶会」は、年に一度、銀座通りの周辺にお茶席を設けて行われる野点大茶会です。
当日は、表千家、裏千家、武者小路千家、江戸千家、遠州流茶道、煎茶道の六流派のお茶席や点茶を体験することができ、2022年で20回を迎えます。
2009年から、銀座三越の会場にて学生の設計・制作による学生創作茶席を展示・使用しています。

最優秀賞「秋の木」
二次審査会場にて

入選「縫雲庵」
第二次審査会場にて 

審査員賞「移ろい誘う秋模様」
CG完成予想図より

【お問い合わせ先】

広島大学 広報室

koho*office.hiroshima-u.ac.jp (*は半角@に置き換えてください)


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