法政システム専攻は、法学・政治学・国際関係・社会学との融合からなる新しい専攻で、現代社会が生み出す諸問題の解決という要請に応えうる教育・研究を行うことを目標としています。
そのために、４つの教育プログラムを配して、来るべき時代の変化に対応しようとしています。
「公共法政プログラム」は、国や地方自治体、さらにはＮＰＯ等の市民活動や、民間企業も含んだ「新しい公共管理」の担い手を育てることをめざしています。「ビジネス法プログラム」は、行政による事前調整から、司法による事後救済への移行において、必要となる「企業統治と遵法経営」の担い手を育てることをめざしています。「グローバル法政プログラム」は、ヒト・モノ・情報が軽々と国境を越えるようになった時代の「グローバルな公共性」の担い手を育てることをめざしています。「医療アナリストプログラム」は社会科学的分析視角から医療を捉え直し、医療者・医療機関等への助言や公的機関への政策提言等を行える医療問題の担い手を育てることめざしています。
多様な動機と目的をもつ志望者に合わせて、研究コースや入試の方法や時期を多様に設定し、社会人や他分野の出身者にも広く門戸を開いています。
さまざまな視点から現代社会の実像を分析し、問題解決のための新たな政策を構想し、それを展開するために不可欠な法の解釈と運用、そして立法の視点を、ともに学んでみませんか。

法政システム専攻長　江頭大藏　教授