G.ecboプログラムとは?

Global Explorers to Cross Borders (G.ecbo)
- 実践的研究者育成プログラム -
Practical Researchers Training Program

グローバルインターンシップ推進拠点

 グローバルインターンシッププログラム(以下G.ecboプログラム)は,海外を中心とするインターンシップを核とした教育プログラムです。具体的には,博士課程前期および後期の学生を1~3か月間途上国を始めとした海外に派遣して,あらかじめ計画した研修テーマをもとにインターンシップを行います。

 さらに,インターシップの前後に特色ある講義や演習を揃えた実践的教育プログラムとして,大学院教育イニシアティブおよび大学院教育改革支援プログラムでの経験を経て,2010年度(平成22年度)から広島大学にG.ecboプログラム拠点が形成されました。グローバルインターンシップは字義の如く,全世界のあらゆる地域でのインターンシップという意味の他に,
(1)日本人学生および留学生を途上国等に派遣する海外インターンシップ,
(2)留学生を日本国内の企業・機関に派遣する国内インターンシップ,
   ※国内インターンシップは2010年度まで実施,現在は行っておりません。
(3)途上国の研修生を別の第三国に集め,日本の経験知をもとに研修を実施する現場で行う第三国インターンシップ,
 という各種のインターンシップ形態を包含したものという意味もあります。

 2010年度(平成22年度)からは,新たに形成されたG.ecboプログラム拠点を中心として,大学院課程会議と連携をとりながら,以下のような特徴のある全学的大学院教育の枠組みを提供しています。
1) 複数の研究科が共有する学習教育目標の設定と教育方法,継続的改善方法の確立
2) 新しい研究テーマを創造する博士課程後期教育とグローバルインターンシップを体験する博士課程前期教育の有機的な連携方法の確立
3) 大学が創造する研究テーマと社会が必要とする研修課題のマッチング方法の確立
 
 G.ecboプログラム拠点では,既存の学問領域に縛られない多様な分野の課題,新しい課題に適応できる研究者の輩出,国際協力・国際援助の第一線をリードする実務者の養成と,世界中から集まる留学生や研修生の高度専門職業人としての育成を目指しています。

G.ecboプログラム運営委員長
 マハラジャン・ケシャブ・ラル

 

 

G.ecboプログラムの概要
世界地図


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