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中国新聞(8/2)の「日本酒のいま」に、生物圏科学研究科学生・飯島遼平さんと宇原諒さんが紹介されました

平成28年8月2日の中国新聞、「日本酒のいま」に、東広島市鏡山の独立行政法人「酒類総合研究所」に研究生として入所している飯島遼平さん(醸造資源開発学・博士課程2年)と宇原諒さん(醸造資源開発学・修士課程2年)が紹介されました。

飯島さんは、酒かすに記憶力の維持が期待される成分が多く含まれると突き止め、全国の酒蔵から酒かすを集め、造り方による含有量の違いを調べています。複数の効果が注目されていて、菓子やチーズに使われるケースも出ていると話しています。

宇原さんは、日本酒を貯蔵すると出る劣化臭「老香(ひねか)」の研究に携わっています。においの原因に関わる成分を抑えた酵母を造ろうと試みており、日本酒の海外への輸出を後押しできる研究内容だとしています。

飯島さんと宇原さんは、日本酒のおいしさから興味が膨らみ、国内唯一の種類の総合研究所である、酒類総合研究所で学ぶため県外から広島大学に来ており、宇原さんは来春から大手清酒メーカーの入る見込みで、飯島さんも将来は酒造会社に行きたい考え。2人は、よりいい日本酒造りに貢献したいと話しています。

酒類総合研究所は本研究科と連携し、独立行政法人になった2001年以降で約150人の学生を受け入れており、学生は食品メーカーなどに就職する割合が高いと報じられています。


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