読売新聞(12/10)、中国新聞(12/9)に矢中規之准教授らの研究成果発表について掲載されました

矢中規之准教授と米テキサス大などとの共同研究の研究成果発表について以下の新聞に掲載されました。

【読売新聞(夕刊・YOMIURI ONLINE)】
12月10日(土)の読売新聞では、遺伝子を改変し炎症を起こした脂肪細胞が光るマウスの作製に、矢中准教授らが成功し広島大学などが発表したことについて掲載しています。

矢中准教授らは、脂肪組織が炎症を起こすと反応する遺伝子を特定し、反応すると光るように遺伝子を改変したマウスを作製しました。炎症が起きた脂肪細胞組織は、高感度カメラで撮影すると発光が確認することができます。肥満脂肪組織の炎症は、糖尿病・高血圧などの原因になることがマウスの実験で報告されており、この手法で長期的に炎症を観察することで、メタボリックシンドロームによる疾患を予防・抑制したりする食品や薬品の開発に役立つとしています。

【中国新聞】
平成28年12月9日(金)の中国新聞では、矢中准教授と米テキサス大などとの共同研究の研究成果発表について掲載しています。

矢中准教授らは、体内の白色脂肪組織が炎症を起こすと発光するマウスの作製に成功しました。このマウスにさまざまな食品を与えて脂肪の光り方を見れば、その食品に脂肪の炎症を抑えたり防いだりする効果があるか調べることができ、メタボリック症候群の予防や軽減に結びつく食品の研究に活用できるということです。また、体外から観察できるため動物実験を減らせるとしています。矢中准教授によると、太って炎症を起こした脂肪細胞は、糖尿病や高血圧などにつながるとのマウス実験が報告されており、「新しい食品の開発につなげたい」としています。


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