中国新聞(12/11)に山本民次教授に関する記事が掲載されました

平成28年12月10日(土)に広島YMCA国際文化センター(広島市中区)で、山本民次教授らが講演した海洋教育フォーラムについての記事が、翌11日(日)の中国新聞に掲載されました。

同フォーラムは、瀬戸内海の環境と水産資源をテーマにしたもので、瀬戸内海の貧栄養化や漁業生産量の減少などについて、研究者4人が説明しました。

山本教授は、かつて高度経済成長期の工場排水を原因に赤潮が発生していた瀬戸内海は、水質規制で浄化されてきたこと。その一方で、植物プランクトンの栄養となる窒素やリンの減少を背景に、ノリ・アオサ等の漁業生産量が落ち込んだことなど、現状を解説しました。また、広島湾でのカキ生産を安定させるための対策を始めたことなど紹介し、「魚が捕れる海にするにはどうしたらよいか、科学的な検討が必要」と訴えました。


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