八重山毎日新聞(12/30)で、西堀正英准教授に関する記事が掲載されました

平成28年12月30日(金)の八重山毎日新聞で、西堀正英准教授が代表を務める広島大学と東京農業大学の共同研究チームが、奄美群島と琉球諸島に自然分布するリュウキュウイノシシのうち、石垣島と西表島に生息する集団は独立した亜種であることが判明したという調査結果について報じられています。

調査によると、リュウキュウイノシシはこれまでは一つの亜種と考えられていましたが、石垣島と西表島の集団は奄美群島と琉球諸島に生息するリュウキュウイノシシとDNA配列と頭骨の形態に違いがあることが判明。今後、同集団が独立する形で分類され新しく学名が付けられる可能性があるそうです。

同チームは、奄美群島と琉球諸島で5年間の遺伝学的調査と約30年にわたる形態学的調査を実施してきました。今後も調査を継続し論文にまとめる方針です。


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