中国新聞(2/12)で上野聡教授の著書「チョコレートはなぜ美味しいのか」が紹介されました

平成29年2月12日(日)の中国新聞「読書・著者に聞く」のコーナーで、上野聡教授の著書「チョコレートはなぜ美味しいのか」が紹介されました。

本書で上野教授は、チョコ独特のおいしい食感をもたらす口溶けの秘密を食品物理学の観点から科学的に解き明かしています。また、チョコのなめらかな口どけを生むテンパリングと呼ばれる面倒な温度調整の技術を用いず、超音波や磁場を使った事例を紹介。放射光を使った自身の実験では、かき混ぜる操作が重要なことも突き止めています。中国やインドでチョコの需要が高まり、今後世界的にカカオ不足が心配されることを指摘し、ココアバターの代用脂の品質向上も大きなテーマとしています。


up