中国新聞(2/19)で「日本のカブトガニの保全に関するシンポジウム」について掲載されました

平成29年2月18日(土)に広島大学で行われた「日本のカブトガニの保全に関するシンポジウム」について翌19日(日)の中国新聞で掲載されました。

同シンポジウムは生物圏科学研究科附属瀬戸内圏フィールド科学教育研究センターの大塚攻教授が企画したもので、保護団体、行政、大学などから約60人が参加しました。江田島湾(広島県)のカブトガニの「きわめて厳しい状況」や、伊万里湾(佐賀県)でのカブトガニ保全活動の取り組みなどが報告され、大塚教授は竹原市(広島県)のハチの干潟での観察例などを示し、「地元を巻き込んだ保護活動が重要」と訴えました。

またカブトガニを守ることは干潟や藻場を守ることで、住民、研究者、行政の連携協力が欠かせないことを確認し、「厄介者」と据える漁業者との調整、「カブトガニがすむきれいな海」というイメージを活用したブランド戦略などにも議論が及びました。

 


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