前田照夫教授がベトナムのHung Vuong大学を訪問しました

2019年6月4日(火)~9日(土)の間、前田照夫教授がベトナムのHung Vuong大学を訪問しました。Hung Vuong大学では生物圏科学研究科修了生のDr. LamさんとMs. Yenさんがスタッフとして活躍されています。

訪問期間中、副学長Dr. Do Tung及びApplied Research and Developmentの学部長Dr. Pham Thanh Loanとの面談、広島大学大学院の紹介講演、家禽生殖細胞の保存に関する講演、Hung Vuong大学スタッフとの共同研究打ち合わせ等を行いました。

 

また、ハノイで有名な闘鶏家を訪問する機会もあり、その闘鶏家と強い鶏の選抜や飼養方法等について意見交換を行いました。

闘鶏用軍鶏

 

さらに、極太の脚を持つベトナムの貴重な鶏「ドンタオ鶏」の飼育農家を再訪問しました。2017年には、この農家で「ドンタオ鶏」からの精液の採取と注入の実技指導を実施しました。その後、この農家も「ドンタオ鶏」の人工授精技術を導入し、卵の受精率が格段に高くなったそうです。

「ドンタオ鶏」は、人の手首ほどの太さがある脚が特徴で、その味の良さからベトナムの宮廷料理に出されたり、富裕層向けのレストランで提供されるなど、高級食材として知られています。

ドンタオ鶏

ドンタオ鶏の脚

ドンタオ鶏の腿料理


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