日本農業新聞に鈴木寛一特任教授のバイオマス事業について掲載されました



平成20年7月24日の日本農業新聞に、鈴木寛一特任教授のバイオマス事業について掲載されました。



この事業は、本研究科の鈴木寛一特任教授を代表者として、広島大学が環境省から委託を受け「地球温暖化対策技術開発事業」として取り組んでいるもので、豊国工業、中国電力が技術面で協力、東広島市、県立西条農業高校、生協ひろしまが食品廃棄物、廃食油などを提供するなど、6機関が共同で行なっています。



研究科附属瀬戸内圏フィールド科学教育研究センター西条ステーションに設置された施設では、生ごみなどの食品廃棄物、廃食油、畜産廃棄物などの都市型複合バイオマスを高効率でエネルギー化する技術とバイオマスの収集運搬のシステムを開発、実証し、地球温暖化対策に貢献する技術の東広島モデルを早期に実現することを目的に、新技術の開発に取り組んでいます。

今秋には発電の実証実験を行い、来年度以降の実用化を目指しています。



鈴木特任教授は、記事の中で「廃棄物が生かされて燃料に変われば、市民の意識も大きく変わる」と本事業の意義を強調しています。


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