佐藤清隆教授の研究室(食品物理学研究室)が、10月28日(火)、
古代アステカ時代と同じ製法でカカオ豆からココアを作る実験を行いました。
実験では、研究室の学生らが、今月に中南米を視察した佐藤教授の指導を受け、
古代人がカカオ豆をすりつぶす際に実際に使用したとされる石板と棒(明治製菓
所蔵)を使い、当時と同じ製法でカカオ豆をペースト状にしました。
その後、ペーストを水に溶かして試飲し、古代アステカの風味を体験しました。
11月2日(日)の生物生産学部公開では、午前11時と午後2時からの2回、
『実演!!「神々の食べ物」−古代アステカの飲むチョコレート』と題して、
この製法を一般公開します。
また、古代マヤ・アステカ時代から今日に至るまでのチョコレートの製造
方法と文化・歴史について展示を行います。