平成21年2月26日(木)の朝日新聞に、中根周歩教授の屋上緑化に関する研究について掲載されました。
この研究では、屋上に3種類の草を植えて緑化した店舗外現金自動出入機(ATM)と、緑化されていない
ATMとで同じデータを取り、温度やエアコン等で使う電力量を比較しました。
その結果、草の生育が不十分な1年目はあまり差がみられなかったものの、2年目では電力量で20.5%、
年間電気料金は24.4%削減可能であることがわかりました。
中根教授は屋上緑化について「経済性と地球温暖化対策が両立できる。高層建築物では壁面緑化も
併せればより大きな効果が期待できる」としています。
研究結果については、広島市で3月15日に開かれる市民団体「環境ビジョン21」のリレートーク「都市構造
物と温暖化対策」で発表する予定です。
(この研究やリレートークに関する問い合わせは中根研究室(TEL:082-424-6510)へ)