清水典明教授が、医薬品開発を支援するトランスジェニック(熊本市)と共同で進めている医薬品向けタンパク質の
細胞内量産技術に関する研究が、科学技術振興機構(埼玉県)の育成研究事業に採択されました。
哺乳類の細胞を使い、医薬品の原料として使われるタンパク質を大量生産することができるこの技術は、清水教授が
開発したもので、2007年に技術移転機関の広島TLO(現ひろしま技術移転センター)の仲介により、トランスジェニック
(熊本市)に技術移転されました。
今後は、タンパク質の生産効率を高め、抗がん剤やリウマチなどの医薬品を安価で製造できる基盤技術としての
実用化を狙っています。
(この研究に関しては、3月6日(金)の中国新聞で紹介されました。)