上野動物園園長ご一行が生物圏科学研究科を訪れました



大学院生物圏科学研究科・陸域動物生産学講座では、内外のニワトリ55種類(うち、日本鶏47種類)を、

生きた遺伝資源として飼育・保存し、その研究を行っています。このニワトリ保有数は、研究機関としては

他に類例をみません。極めて貴重な存在です。



平成21年7月12日(日)、恩賜上野動物園園長・小宮輝之氏ご一行が本研究科を訪れました。

ご一行のメンバーは、同園長の他に、同動物園飼育係の石井淳子氏および高橋美紀氏、広島県安佐動物

公園前園長・福本幸夫氏、山口県原田雉園園長・原田量介氏、ならびに動物写真家・藤原尚太郎氏でした。

いずれも、野生動物のみならず、日本鶏を含む日本在来家畜の保護に熱意を有する方々です。



ご一行は、本研究科のニワトリ飼育場を訪れ、各種ニワトリの見学や写真撮影をなさいました。

また、江坂宗春研究科長も含め、陸域動物生産学講座教員や学生諸君と、今後の本研究科と上野動物園の

連携、日本鶏の保護のあり方などについて活発な意見交換がなされました。

(報告: 家畜育種遺伝学研究室 教授  都築政起)

※ この訪問に関して、7月18日(土)の中国新聞朝刊で「日本鶏を共同保護 広島大と上野動物園」の記事で

  紹介されました。


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