第2回広島大学食料問題国際シンポジウムを開催します



広島大学大学院生物圏科学研究科では、昨年開催した「食と農のシンポジウム」に引き続き

「食の安全環境」実現に向けた国際シンポジウムを下記の要領で開催いたします。

是非多くの方々にご参加いただきますようお願い申し上げます。

                           

                            記



       第2回広島大学食料問題国際シンポジウム

       東アジア共同体の「食の安全環境」- 国際教育連携をめざして- 

【日 時】 2010年1月27日(水) 13:00~17:30

【場 所】 広島大学学士会館レセプションホール





【シンポジウムの趣旨】



 広島大学では、大学院生物圏科学研究科を中心に、

 東アジアのフードチェーンが直面している問題を事例に、

 総合的な視点で「食料の安全保障」と「食の安全・安心」

 に関する教育研究を実施しています。

 地球環境変動に対応した低炭素型のフードチェーンへの

 転換が求められています。また、消費者が抱く「食への

 不安」を解消するシステム作りを担い、安全・安心な食料

 生産・流通・消費の過程を総合的に見渡せる技術リーダー

 の育成が社会的に要請されています。

 こうした課題を見据えて、広島大学では、本学の協定

 拠点校である四川農業大学(中国)カセサート大学(タイ)、

 ガジャマダ大学(インドネシア)と共同して、専門性と総合性

 を兼ね備えた融合的な教育研究プログラムを立ち上げる

 ことを計画しています。それに先立ち、このシンポジウム

 では、東アジア共同体における食料産業の発展をめぐる

 問題を議論し、今後の展望を明らかにしようというものです。


シンポジウムポスター(PDF)

【講演者】

 Prof. Yont Musig         Kasetsart University (Thailand)

 Prof. Xue Bai           Sichuan Agricultural University (P.R China)

 Prof. Liu Shu-liang        Sichuan Agricultural University (P.R China)

 Prof. Siti Subandiyah      Gadjah Mada University (Indonesia)

 Prof. Tadashi Shimamoto    Hiroshima University (Japan)

プログラム

13:00~13:15
開会式 

  挨拶 広島大学理事・副学長 山根 八洲男

      広島大学大学院生物圏科学研究科長 江坂 宗春

13:15~13:30

シンポジウム開催の趣旨説明

  東アジア共同体における「食の安全環境」  広島大学 教授  山尾 政博  (PDFファイル

13:30~15:30

第1セッション 「安全な食料生産環境の実現」

  司会 広島大学 教授  吉村 幸則 

      講演  Prof. Yong MUSIG     カセサート大学(タイ) Abstrract(PDFファイル)

      講演  Prof. XUE Bai        四川農業大学(中国) Abstrract(PDFファイル)   
      講演  Prof. Siti SUBANDIYAH ガジャマダ大学 (インドネシア) Abstrract(PDFファイル)

      討論
15:00~15:15 休憩
15:15~16:30

第2セッション 「安全・安心技術の確立と食品の機能強化」

  司会 広島大学 教授 佐藤 清隆

      講演  Prof. LIU Shuliang   四川農業大学 (中国) Abstrract(PDFファイル)  

      講演  教授 島本 整     広島大学 Abstrract(PDFファイル)

      討論
16:30~17:20
総合討論  「食の安全環境」をめぐる東アジア教育研究連携の課題
  司会 広島大学 教授 佐藤 清隆
17:20~17:30 閉会式

※セッションの内容、講演者、時間等は都合によって変更することがあります。





<シンポジウムに関するお問い合わせ先>

 広島大学生物圏科学研究科支援室 運営支援グループ(総務・財務)

 TEL: 082-424-7904 (内線7904)


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