加藤範久教授らが「テンペ」に大腸がん予防の可能性があることを発見しました



加藤範久教授らの研究グループが、インドネシアの伝統食品である「テンペ」に

大腸がんを予防する可能性があることを発見しました。

「テンペ」とは、ゆでた大豆などをテンペ菌で発酵させた醗酵食品で、

加藤教授らは粉末テンペを混ぜた高脂肪食と混ぜていないものをラットに

与える実験等により、テンペが腸内環境の改善に非常に高い効果があることを

世界で初めて確認しました。
今後は、腸内環境改善に役立つ物質の特定や、効果を確保できる最少摂取量

についての研究、臨床試験等に取り組む予定です。

<この研究に関するお問合わせ先>

大学院生物圏科学研究科

教授  加藤 範久

TEL:082-424-7980

E-mail: nkato@hiroshima-u.ac.jp

(@は半角に変換してください)


※この研究について、平成22年6月6日(日)の中国新聞で紹介されました。


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