「第3回生物圏科学研究科国際サマースクール」が終了しました



平成22年7月30日(金)から8月6日(金)までの8日間、生物圏科学研究科において開催された「第3回生物圏科学研究科国際サマースクール」が終了しました。

本研究科の学生と海外の大学院生が生物圏科学の知識や技術を共有して発展させることを目的としたこのプログラムに、今年度は、研究科と国際交流協定を締結しているスリランカのペラデニヤ大学、インドネシアのガジャマダ大学、中国の四川農業大学、台湾の台湾東海大学から各2名ずつの合計8名の学生が参加しました。
スクール開催期間中は、動物生産科学コースと植物環境コースに分かれての実験実習、平和学習の一環として広島市の平和記念公園や宮島の訪問、広島県立総合技術研究所農業技術センターや酒類総合研究所の施設見学、チチヤス株式会社、福留ハム株式会社の見学などを行い、研究科の学生との交流も深めました。
最終日の8月6日(金)に行われたパネルディスカッションでは、各国(日本、中国、台湾、インドネシア、スリランカ、フィリピンおよびザンビア)の生物生産の現状等が紹介され、次いで「Food Safety」をテーマに、各国の取り組み、今後の指針等について、生物圏科学研究科の教員および院生を交え、活発な討論が行われました。
フェアウェルセレモニーでは江坂宗春研究科長から8名の参加者へそれぞれ修了証書が手渡され、充実した8日間のサマースクールを終えました。


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