現在の我が国における鶏卵・鶏肉の自給率は、それぞれ95%および70%程度と公表されていますが、この数字にはカラクリがあり、実際には共に10%未満です。 広島大学日本鶏資源開発プロジェクト研究センターでは、我が国の食料安全保障の観点から、欧米が保有する高性能実用鶏と同等以上の性能をもつ、我が国独自の高性能実用鶏を作出すべく研究を行っています。 |
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また、平成22年8月8日付けの中国新聞には、日本鶏資源開発プロジェクト研究センターの
活動の一端が掲載されました。 同センターでは、広く日本鶏遺伝資源の保護・保存・研究を行っていますが、その一環として、 国の特別天然記念物・オナガドリの研究があります。 近年、オナガドリの原産地である高知県南国市において、止雄(とめおす:尾を伸ばすために 特別飼育されるオス鶏)の尾の伸び悩みが指摘されていましたが、同センターのDNA研究により、 その原因が突き止められました。 現在、同センターは、この問題解決のための研究を開始しています。 |
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白色オナガドリの尾の生え方を調べているところ
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車上の止箱(とめばこ:オナガドリの特別飼育箱)
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<この研究に関するお問い合せ>
家畜育種遺伝学研究室 教授 都築 政起
TEL: (082)424-7950 / Email: tsudzuki@hiroshima-u.ac.jp (@は半角に変換してください)