日本ハム株式会社 小林 浩社長が来学されました



大学院生物圏科学研究科と日本ハム株式会社中央研究所は、平成183月に包括的研究協力協定を結び、相互の

研究交流並びに人材交流を通して産学連携を促進し、食品分野における学術の発展、技術開発並びに産業振興に

向けたさまざまな研究に取り組んでいます。



平成23620日(月)、日本ハム(株)小林 浩社長が来学されました。

日本ハムグループはブロイラーの処理羽数が日本第1位であり(年間5500万羽)、養鶏事業にも力を入れておられます。

そこで、この度、当大学の日本鶏資源開発プロジェクトとの連携会議を実施いたしました。



午前10時から開催された意見交換会では、江坂宗春生物圏科学研究科長、小林社長のあいさつに続き、田辺創一教授

から包括連携の実績報告、都築政起
日本鶏資源開発プロジェクト研究センター長から、日本鶏の概略や遺伝解析に

基づく優良国産鶏の開発戦略などについて説明を行いました。また、今後の包括的協力の方向性については、

出席者である中央研究所
森松文毅所長、総務部 田中恵津子課長らと関係教員の間で、活発な議論を交わしました。

続いて、1ヶ月前に竣工式を行ったばかりの日本鶏保護増殖舎へ移動して、見学会を催しました。

日本ハム(株)の皆さまには、国の特別天然記念物「土佐のオナガドリ」をはじめ、シャモやチャボなどの日本鶏などを

ご覧頂きました。



見学後の懇談会では、日本鶏の具体的活用について、活発な意見交換がなされました。


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