Core Contents

Individual Development Plan (IDP)

育成開始時にIDP (次の4項目で構成) を英語での作成を開始する。今後の研究活動や向かうべき目標について,自身で深く考えるためのものである。

1. 目標設定: ビジョン/中長期計画

2. 研究計画: 共同研究者候補/ネットワーク構築計画

3. 資金計画: 研究費の活用計画/資金獲得計画

4. トランスファラブルスキル: 養成すべき能力の認識 

コンソーシアムメンターとの面談による助言も受けながら,随時更新していく。

アチーブメントカード (AC)

育成開始後3年目,及び,5年目に,育成期間の業績を可視化したACを作成する。これにより,HGRが自身のIDPに記載してきた計画や目標に基づいて自身の活動を振り返り,今後の研究の進め方を見つめなおす。ACに基づいて,HGRの自覚を促すことを目的として,中間評価 (3年目),及び,修了評価 (5年目) をHIRAKU-Globalとして実施。

AWRA (世界をめざす研究活動指標)

『世界をめざす研究活動指標』(Aspiring World-Class Researcher’s Activity Indicator) (AWRA) は,世界で活躍することを目指す若手研究者の活動状況を客観的に俯瞰することを目的として構築した指標である。項目と重みは,HIRAKU-Global独自で開発した。それぞれのHGRの研究活動の詳細は,ACに記入されている。それを可視化するのがAWRAである。AWRAでは,若手研究者の研究活動を,三つの「大項目」(研究費受入,国際的活動,研究発表) に分類し,さらに,中項目,小項目を設定している。これらにより,「世界で活躍する人材」の育成経過と成果を可視化する。


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