シャオ　ジャジャ　ジョージア さん（マレーシア出身）
　2016年5月掲載
 

みなさん、こんにちは。
わたしは2年半前に広島大学を修了しました。修了後の生活について記事を書く機会を与えていただき、うれしく思います。広島大学を修了した後、マレーシアに帰って、産業用不動産仲介機関という政府系企業で働き始めました。これは私にとって、全く新しい挑戦の始まりでした。なぜなら、新しい生活に慣れると同時に、この業界についても勉強しなければならなかったからです。

現在、ジョホールバルにある不動産を管理するプロジェクトに関わっています。370エーカーの土地を産業用に開発していますが、このプロジェクトに日本の様々な企業から、大きな反響があります。日本で生活をした経験とマレーシアの投資事情の知識を生かし、日本の投資家の要求とマレーシアの投資政策をマッチングさせていただいています。

そして、毎年マレーシアのクアラルンプールで行われる「留学フェア」で広島大学を紹介するお手伝いをさせていただいています。留学を希望する学生ために私の大学での経験が役に立てばとても光栄です。留学への期待と希望に満ちた若者に会えることも嬉しく思います。かつて私もその一人でした。その時、明るい未来に自信を持って挑もうと自分に言い聞かせたことを、今でも覚えています。

日本にいた頃、多くの人に助けられ、支えられたことに感謝しています。外国人として、日本で生活することに不安がありました。しかし、冒険好きな私は、現地の人とコミュニケーションがとれるように、一生懸命日本語を勉強して、広島でたくさんの思い出を作ろうと決心して頑張りました。マレーシアに戻った今は日本で受けた恩恵を、マレーシアにいる日本の方にも恩返ししようと思っています。

私が日本で得た収穫は学位以上に大きなものでした。いろいろな人と出会い、様々な交流イベントに参加し、豊かな文化経験を積むことができました。ホストファミリーや西条という町、また大学の先生方、タイ、インドネシア、台湾などの国々の友人に感謝の気持ちでいっぱいです。みんなそれぞれの国に帰って、離れ離れになりましたが、いつかまた会いに行こうと心に決めています。

みなさんのおかげで、日本での生活が思い出深いものとなりました。ありがとうございます。

近いうちに、日本で同窓会を開きましょう。再会を楽しみにしています。

(原文：英語)

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