在学生からの声 第1回

第1回 アルムーサ マージドさん(2015年12月掲載)

所属:社会科学研究科博士課程前期2年
出身:サウジアラビア

 

はじめましてこんにちは、サウジアラビアからの留学生のアルムーサ マージドと申します。
今回、広大留学生OBのページができるということで私の広大生活について書かせて頂くこととなりました。OBの皆様におかれましては、 それぞれ世界中でご活躍されていることと存じます。本ページを通じてOBの皆様に大学生活を懐かしんで頂けたり,OB同士のネットワークが広がれば幸いです。

現在私は、社会科学研究科(経済学)にてイスラーム金融の研究をしております。特に「ISLAMIC WAQF IN JAPAN」というテーマで修士論文の執筆を進めております。経済学部の面白いところの一つは文系と理系の間によく位置づけされるから両方楽しめることです。

社会研は留学生の割合が高く、多くの刺激があって充実した研究生活が送れています。広島大学 は日本政府の大学改革において「スーパーグローバル大学」に選定されました。今後ますます留学生の受け入れが増えることが期待され,とても楽しみに思っています。

私が広島に来てから7年目になりますが、その間に4階建てだった東広島市役所が新しくなり10階建ての美しい建物になりました。それだけ東広島が賑やかで人が増える見込みがあります。また、フジグラン辺りの道路が広くなり、外国車ディーラーもあって大都市の雰囲気がします。これまで緑が多かったキャンパス辺りもナフコホームセンターの拡張やゆめタウンができてから買い物が便利になりました。この辺りには大学生向けマンション・アパートが多くゆめタウンなどで勉強している学生が多いので「私も頑張らねば!」と刺激を受けます。

 また課外活動としては「広島大学アラビア文化交流会」というサークルを立ち上げ、中東文化を体験していただくイベントの企画・運営をしており、多くの日本人、また外国人に参加してもらっています。料理教室や民族衣装体験などの楽しいイベントも行っており、誤解されることもある中東文化ですが、実際に体験してみると印象が変わったという声も聞くことができ,大変やりがいを感じています。今後もこの活動を続けていくつもりです。

最後に、平和を希求する精神が第一建学の目的の広島大学卒業生の皆さん、それに誇りを持ち生きていきましょう。

(写真)
左: 2010年4月学生のプラザ開所式。右から2番目がアルムーサさん
中央: 広島名物お好み焼きと
右: 社会科学研究室前の様子


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