在学生からの声 第6回

第6回 ヌーヌーマイさん(2016年11月掲載) 

所属:国際協力研究科(IDEC)
出身:ミャンマー

ミンガラーバー!私はミャンマーのカチンから参りました、ヌーヌーマイと申します。「マイ」は、カチン語では「太陽の光」という意味です。生まれはミャンマー北部のスンプランボンという小さな丘の町で、ヤンゴンから約1300キロ離れています。今は広島大学の国際協力研究科(IDEC)の修士課程で、開発政策を専攻しています。

私は、ミャンマーの「インサービスMBA学生」の知識にもとづく実践に焦点を当てて研究を行っています。インサービスMBA学生とは、政府機関に勤務しながら、公立の経済大学のMBAコースを受講している学生のことを指します。研修というのは組織開発に必要不可欠ですが、それよりも、学んだ知識を如何に実際の仕事の中で実践していくのかということのほうがはるかに重要だと思っています。それで、私は働きながらMBAを取得しようとしている学生が教室で学んだ知識をどのように、またどの程度実践しているのかについて調べることにしました。

もともとの専門は経営学です。ここIDECでは、産業の発展、中小企業と企業家精神、企業戦略と企業の社会的責任について勉強しています。また、環境管理について勉強するために、環境管理技術特論を受講したり、グローバル環境リーダー育成プログラム(GEL)に参加しています。環境管理は私の専門ではありませんが、自然のことを科学的に学び、理解することは大好きです。次の世代のために持続可能な環境をどのように保護、回復、そして維持するのかということに興味があります。広島大学にいると、気持ちさえあれば、学びたいことが何でも学べるような気がします。それは広島大学の平和で美しいキャンパスの雰囲気によるものかもしれません。ですから、ここにいる時は、「できるだけ多くのことを学ぼう!」とか「できるだけ遠く飛ぼう!」など、自分に言い聞かせ奮い立たせていますが、実際効果があります!

学内だけでなく学外でも多くの活動に参加しています。週に二日、ジムに通ったり、4月には友達と広島市近郊でパラグライダーに挑戦しました。少し怖かったですが、楽しかったです。試しにやってみたのですが、とても興奮しました。また、ひろしま留学大使(HSAA)としても活動しています。その一環で、オタフクソースの工場を見学し、お好み焼き作りを体験してきました。マツダズームズームスタジアムで野球観戦も楽しみました。ほかに、ミャンマーの学生として、広島アセアンフェスティバルで、カレンドンダンスを披露しました。カレンドンダンスとは、ミャンマーの8大民族舞踊の一つです。昨年は、IDECのオープンデーでシャン族の伝統舞踊を踊りました。今年はウーシュエヨーダンス(U Shway Yoe)を踊りますので、是非IDECのオープンデーに来てください。一緒に楽しみましょう。

最後に、一言。もし海外留学を検討している人がいれば、是非日本に来てください。私も学んでいる広島大学が特におすすめですよ。    

                              (原文:英語)

 

 

写真1:友人とパラグライダー

写真2:ひろしま留学大使(HSAA)の友人たちとマツダズームズームスタジアムにて

写真3:広島アセアンフェスティバルでのカレンドンダンス


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