令和6年度「平和構築・開発におけるグローバル人材育成事業」プライマリー・コースの募集開始

広島大学は外務省から委託を受け、今年度から「平和構築・開発におけるグローバル人材育成事業」を実施することになりました。このプログラムは国際社会の課題解決に貢献できる平和構築や開発分野の人材を発掘・育成し、国際機関でのキャリア構築を支援するために外務省が実施している人材育成事業です。本事業では本学が国連訓練調査研究所(UNITAR)と協力し、海外派遣を実施する国連ボランティア計画(United Nations Volunteers ProgrammeUNV)と連携して研修を行います。

プライマリー・コースでは、平和構築・開発分野の国際機関において活躍を希望する日本及び各国の研修員(日本人13名程度、外国人10名程度)を対象として(1)国内研修と(2)海外派遣を実施します。

(1)国内研修(Hiroshima Training Component):令和7年(2025年) 1月26日(日)~2月22日(土)

この研修は、1週間のオンライン事前研修(126日~21日)と3週間の対面研修(22日~222日)で行われます(合計4週間)。研修はすべて英語で実施されます。講師は国際機関の現役職員や勤務経験者、平和構築・開発分野の専門家等で構成されます。詳しい内容については別紙1をご覧ください。

(2)海外派遣 (UNV Overseas Assignment):令和7年(2025年)3月以降(1年間) 

国内研修後、平和構築・開発分野における国際機関で国連ボランティアとして1年間海外派遣されます(海外派遣は日本人研修員のみ対象)。詳しい内容については別紙2をご覧ください。

応募資格(以下のすべての要件を満たす者)
  1. 平和構築・開発に関する諸分野(法律、行政、教育、保健・衛生、環境、後方支援〔調達、IT、人事、財務、広報等を含む〕等)で、3年以上の実務経験を有する者(インターンやボランティア経験等も考慮します)
  2. 大学学部卒相当以上の学位を有する者
  3. 今後、平和構築・開発分野に携わる強い意志を有する者
  4. 198541日以降、199841日までに生まれた者
  5. 日本国籍を有する者
  6. TOEFL iBT90点、TOEIC 900点、IELTS6.5点以上若しくはこれと同等の英語力を有する者
  7. 原則として国内研修・海外派遣に全て参加することができる者
  8. 合格者には、海外派遣開始までにUNV基準にしたがって、健康診断・予防接種を受けていただき、海外派遣に支障があることが判明した場合は、海外派遣に参加出来ません
参加費 

国内研修の参加費は297,916円です。

参加費に含まれているもの

  • 研修費
  • 国内研修期間中の宿泊費
  • 国内研修期間中の研修に必要な国内移動費

参加費に含まれていないもの(自己負担)

  • 研修開始地(東京)までの旅費
  • 宿泊費以外の食費・生活雑費

海外派遣の期間は国連ボランティア計画から現地で必要な生活費が支給されます。その他に渡航費用(採用時の居住地から赴任地までの最短ルートのエコノミー料金)や渡航準備金、荷物郵送費、着任手当、離任手当等が支給されます。

応募方法

広島大学のアドレス(gpadoffice.hiroshima-u.ac.jp )に以下の書類をお送りください。件名には「プライマリー・コース応募」と記入してください。応募には下記の書類すべてが必要となります。

  • 申込書
  • 平和構築・開発分野における申請者自身のキャリアプランに関するエッセイ(英文500単語以内)(様式自由)
  • 語学力を証明するもの(応募締切日から過去5年以内に受験したTOEFLTOEICIELTS 等の成績証明書又はスコアシート。提出できない場合には語学力を証明する推薦状を英文にて提出)
応募締め切り 

令和6年(2024年)9月19日(木)日本時間午前9時必着

詳しい内容について募集要項をご覧ください。


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