• ホームHome
  • 法学部
  • 小川秀樹広島高等裁判所長官による講演が行われました

小川秀樹広島高等裁判所長官による講演が行われました

講演する小川長官

 令和3(2021)年6月30日、法学部授業「法学基礎」の一環として、小川秀樹広島高等裁判所長官の講演が行われました。
 小川長官は、「裁判官と法律」と題して、裁判所の構成や配置について紹介されたのち、裁判官になるための勉強について語られました。さらに、体系的な学びの重要性(専門的知見+社会常識)を語られ、裁判官になった後も勉強は続き、一般企業や留学に行くこともあるという話をされていました。
 また、法務省へ出向された際の経験として、民事訴訟法や破産法などの立法・改正作業に携わった際の貴重なお話も聞くことができました。苦労も多かったが法律家冥利に尽きる経験をすることができたと振り返っておられました。
 最後に、これから法律を学ぶ大学生に向けて「自分の頭で考えること」「体系的な理解を忘れないこと」の重要性を強調して、講演を締めくくられました。
 今回の講演は、対面とオンラインを併用した開催となりましたが、学生の関心も高く、講演後には活発な質疑が行われました。

講演時の講義室の風景

学生をはじめとする聴講者の皆さんは熱心に長官の話に耳を傾けていました。


up